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    空と星の言葉

    月の言葉

    月は新月の「朔(さく)」から、三日月を経て、半月になり、満月になります。

    この弦を上にして沈む月のことを「上弦の月」、弦を下にして沈む月のことを「下弦の月」といいます。

    満月のことは「望月」「十五夜」ともいいますね。

    十五夜の前夜のことを「待宵(まつよい)」といいます。

    恋人を待つ夜という意味です。

    十五夜のあとの月にも名前がついています。

    翌日の月は「十六夜(いざよい)」と呼びます。

    月の出が少しずつ遅れることから、ためらう(いざよう)ように出る…という意味からついたそうです。

    十七夜の月は「立待の月」、十八夜の月は「居待月」、十九夜は「寝待月」…だんだんと出てくるのが遅くなることがわかりますね。

    月は夜空が晴れ渡る秋が一番うつくしいとされていますが、春の「朧月」も風情があると言われています。

    卯の花の咲く頃に空に昇る白い月は「卯の花月夜(うのはなづきよ)」といいます。

    冬の冷たく光る月のことは「月冴ゆる」「月氷る」などともいいます。

    「心の月」は清く明るい心のこと、澄んだ月を鏡にたとえて「空の鏡」ということもあります。

    月は澄んで美しいもののたとえにも使われることもあるみたいですね。

    星の言葉

    夕方、いちばん最初に輝く星のことを「一番星」といいます。

    ところで一番輝いて見える、一番星はだいたい金星だということをご存知でしたか?金星は、夜明けの前の空と、日没後に一番目立つ星です。

    昔から、金星のことを「明けの明星(あけのみょうじょう)」、「宵の明星」「誰時星(だれときぼし)」などと呼びます。

    夜明けの星のことは「暁天の星」といい、とても少ないという意味でも使われます。

    雨の日に見える星はさらに珍しいために「雨夜の星(あまよのほし)」と呼びます。

    華やかに輝く星のことは「綺羅星」と呼びます。

    美しい着物の綺羅のように輝いている…という意味です。

    星は昔から私たち人間と密接な関わりをもってきました。

    お暇なときに空を眺めてみてください。

    星たちも私たちを眺めているかもしれません。

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