「可能」の活用

可能の意味はふたつある

「可能=できる」という意味ですが、日本語にはふたつの形があります。

A日本語を読むことができます。
B日本語が読めます。

Aの場合は「動詞の辞書の形+ことができます」の形ですぐできあがります。
Bのパターンは新たにできた日本語の形態です。これは活用のしかたがふたつあります。
動詞の最後の音がuで終わる場合、可能にするとき語尾がeruにかわります。

例:
yomu→yomeru(読む→読める)
hanasu→hanaseru(話す→話せる)

では動詞の終わりがruで終わっている場合はどうなるかというと、rareruに語尾が変化します。

例:
taberu→taberareru(食べる→食べられる)
neru→nerareru(寝る→寝られる)

だいたいはこのふたつのパターンにおさまりますが、例外として「来る」と「する」はとても変化が不規則です。

例:
kuru→korareru(来る→来られる)
suru→dekiru(する→できる)

Bのパターンの動詞の形では、助詞が「を」から「が」にかわることも覚えておきましょう。
しかし動く場所をあらわす場合の「を」は「が」になりません。

例:
空を飛ぶ→空を飛べる
廊下を歩く→廊下を歩ける

「可能」にはふたつの意味があります。
「その力がない」という意味と、「それをしてもいい、いけない」という意味です。

赤ちゃんは歩けません。と言った場合はその力がないことをさしています。
電車の中では携帯電話を使えません。の場合は、それをしてはいけないというニュアンスで使っているのです。